Yes, You Can! -Team HOYT
Yes, You Can! -Team HOYT
2012年10月22日
ホイト親子について知ったのはつい最近の事で、高校生の教科書に彼らについて載っていたのを生徒に訳していた時でした。読みながらどういう内容か少しずつ分かって来た段階でついつい泣きそうになりましたが、授業中でしたので我慢しました。
ホイト親子:出産中ほんの数分の間に生じた問題から脳性麻痺を患った息子リックと共に走る父親ディックのお話です。とある事から一緒に走ってみたチャリティーレース(8km)を期に、彼らは10kmマラソン、フルマラソン、そして超人級トライアスロン;アイアンマンレース(水泳3.8km、自転車180km、そしてフルマラソン)にまで。。。写真を見ての通り、ディックは息子リックが乗る車いすを押しながらレースに参加します。トライアスロンの際、泳ぎはリックをゴムボートに乗せ引っぱり、自転車、走りでも特製の車いすで一緒に走ります。何故それをやり始めたのかは単純な理由で、障害を持つリックが始めて参加できたスポーツで笑顔でゴールしたからです。リックが「走っている時は障害など無いと感じた」と言ったから。そこから彼ら親子のYes, You Canライフが始まったのです。彼らは障害を持っているから周りに聞かされ続けた、No, You Can’tへ挑戦したのでした。更に驚くのは彼らが走り出した時に父ディックは37歳でした。今では70歳越えています。1000回以上レースに参加してきています。
これまで強い親子、人間はいるでしょうか?我々は(私だけかも知れませんが。。。)ほんの小さい事でへこんだり、自信を無くしたり、愚痴を言ったりしますが、もうそんなのは彼らから比べればちっぽけなものです。どんなに自分が小さくて弱いかを見せつけられ、ある意味挑戦状を叩き付けられた様な気にもなりました。もし機会があったら是非読んでみて下さい。冒頭に二人からの日本の被災者に向けての熱いメッセージが書かれているとこから泣けます。
やればできるさYes, You Can.
ホイト親子、夢と勇気の実話
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